当サイトについて
はじめに
こちらは、聴覚に障害がある方々の応答を支援することを目的としたサイトです。
聴覚障害のある方々を対象に行われたアンケート調査等(注1~4)においてニーズがあった応答場面を中心に制作しました。
伝えたいことを表す文字やピクトグラム(注5)を表示した画面を、相手に提示して応答する使い方(注6)を想定しています。
また皆様からのご意見や、実際の応答で使用して頂いた結果を参考に改良を重ねております(注7,8,9)。
スマートフォンでの使用を想定しており、デスクトップ版やタブレット版は制作しておりません。
スマートフォンのホーム画面に当サイトのアイコンを表示させることで、アプリのようにスムーズに開くこともできます。
(アイコンの表示方法については、ご使用の機器やブラウザごとにご確認下さい)
以下に示す応答場面をご確認頂き、もしも日頃の応答で苦労されている場面がございましたら、ご活用頂ければ幸いです。
ただし、使用・閲覧前に必ず以下の「注意事項」と「免責事項」についてご確認ください。その内容に同意頂けた場合に限り、当サイトを使用・閲覧して下さい。
なお、こちらのサイトは通信状況が不安定な場面でも利用しやすいよう、オフライン表示に対応した「PWA版サイト」です。詳しくは、こちらのページをご確認下さい。
また、通常版のサイトは、こちらになります。
応答場面
応答場面は、主に「来宅者との応答」、「外出先での応答」、「緊急/非常時の応答」に分かれています。詳しくは、「更新履歴」ページ下部の「応答画面リスト」をご確認下さい。
これらは、前述のアンケート調査等においてニーズがあった応答場面であり、その中でも特に、来宅者との応答や小規模な店舗での応答、急いでいる時の応答、トラブル発生時の応答など、スムーズに応答したいけれど、支援の整備が遅れがちな場面を優先して制作しています。
なお、事故等の緊急時の通報には警察庁が運用する110番アプリシステムがあります。救急や火災時には、消防庁が運用するNet119緊急通報システムがあります。可能な方は、そちらを優先してご使用下さい。詳しくは警察庁Webサイト、消防庁Webサイトをご確認下さい。
その他の応答場面でも、より有効なツールがある場合には、そちらを優先してご使用下さい。
使用方法
- 「来宅者と」における用件確認などのように、相手の意思を確認する場合には、選択肢の一覧を提示し、「指さし」で選択して貰うか、該当する番号を指で表して貰うことで、応答する方法を想定しています。
- 「外出先で」における「場所の確認」や「レジ」、「鉄道」や「バス」の「のりばの確認」などのように、自分からの質問や意思を伝える場合には、予め該当する文字やピクトグラムを選択したり、文字を入力した上で、相手に画面を提示する応答方法を想定しています。
- いずれの場合も画面全体を提示するだけでは、相手に意図が伝わらない可能性があるため、該当する文字やピクトグラムを「指さし」して応答することをお勧めします。
- より複雑な応答が必要な場合のために、文字の入力枠も用意してあります。(注意事項 参照)
- 「よく使うフレーズ」や、「よく使う画面」を登録することができます。
- 「筆談画面」に入力した文字を2回タップすることで、文字を拡大表示することができます。
- スピーカーのアイコンの表示がある画面では、主要な文言を読み上げる機能があります。各ページで読み上げられる内容は、「読み上げ機能について」をご確認下さい。
- 「行き方」の確認画面では、撮影した背景画像(地図等)の上に、現在地や目的地のアイコンを置いたり、道や経路等を描画したりすることができます。
- 相手に提示する画面で、左上の「耳マーク」とともに表示する文字はリストから選択するか、自分で決めることができます。「耳マーク・表示文字の設定」をご確認下さい。
- 詳しくは、使用マニュアルをご覧下さい。
https://xs118839.xsrv.jp/manual-sp/sp/
注意事項
- 当サイトはWebサイトであるため、閲覧には通信料がかかります。また、基本的には電波が届かない場所では使用できません。災害時なども使用できない場合があります。
- 新型コロナウイルス感染症等の感染防止のため、緊急時等のやむを得ない場合以外では、応答相手にスマートフォンに触れて貰う形での使用はできる限り避け、触れて貰った場合にも、手指や機器の消毒等、感染対策を講じて下さい。
免責事項
当サイトは研究成果の公開を目的として提供しているものであり、商用サービスではありません。また、当サイトの制作者および制作協力者と利用者との間に契約関係等は存在しません。当サイトは現状有姿のまま提供されるものであり、その内容、正確性、完全性、有用性、継続的な利用可能性等を保証するものではありません。そのため、
- 予告なく内容を変更・削除することや、閉鎖することもあります
- 当サイトの利用または利用不能により生じたいかなる損害、損失その他の不利益についても、制作者および制作協力者は責任を負いません。利用者自身の判断と責任においてご利用ください。
注
- 井上征矢:画面の指さしで応答する携帯型コミュニケーション支援ツールのニーズに関する調査,筑波技術大学テクノレポート Vol.28 (2) Mar. 2021
- 井上征矢:聴覚障害者のための自宅用コミュニケーション支援ツールの開発研究,科学研究費補助金助成研究報告書
(19K21713),2023 - 李智秀,永盛祐介,井上征矢:聴覚障害者が活用できるコミュニケーション支援ボードに関する基礎調査,第17 回日本感性工学会大会概要集,D53,2015
- 井上征矢:電光文字表示器による聴覚障害者に対する情報保障方法の指針作成に関する検討,科学研究費補助金研究成果報告書
(24650048),2014 - 現在、当サイトで使用しているピクトグラムは、安全(防火・危険、誘導)に関わるものは「JIS Z8210案内用図記号」、「標準案内用図記号」、その他の施設等は「JIS T0103 コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則」に基づいて作成された絵記号例の形であり(一部、類似の意味で使用しているものもある)、それらにないものについては、同デザイン原則を参考に作成したものです。その際、同デザイン原則の「絵記号の作図原則、a)整合性」に従い、同じ事柄を表す絵柄には共通の形を用いるように、他の意味の絵記号の部分や形をそのまま、あるいは角度等を調整して活用しているものもあります(例: タクシー、火災、胸が苦しい、など)。
なお、ピクトグラムのデータは以下のサイトよりダウンロードさせて頂いたほか、一部は日本規格協会より購入して使用させて頂きました。
・公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団
(https://www.ecomo.or.jp/)
・公益財団法人 共用品推進機構
(https://www.kyoyohin.org/ja/
research/japan/jis_t0103.php)
・一般財団法人 日本規格協会
(https://webdesk.jsa.or.jp/) - 李智秀:LINK+Y TRAIN
(LEEJISU990 © LINKY 2015 Train)
注3の研究の最終成果物として李智秀によって制作された、日本に滞在する韓国人聴覚障害者あるいは韓国に滞在する日本人聴覚障害者の使用も想定された日・韓聴覚障害者が交通施設で使用できるコミュニケーション支援サイトです。スマートフォンでご使用下さい。この制作研究は、Webサイトを使用した質問や支援要請の伝え方など、多くの発想や技法の部分で当サイト制作の源となりました。特に「各種施設等の場所の確認」や「体調不良の伝達」等の画面では、LINK+Y TRAINの方法を踏襲しています。 - 井上征矢,玉置淳:画面の指さしで応答するコミュニケーション支援サイトの制作研究,福祉のまちづくり研究, Vol.27,pp.27-39,2025
- 井上征矢,玉置淳:画面の指さしで応答する聴覚障害者のコミュニケーショ ン支援サイトの評価 -対応者にとっての分かりやすさに関する検討,第28回日本福祉のまちづくり学会小松大会概要集,2025
- 井上征矢,玉置淳:画面の指さしで応答する聴覚障害者のコミュニケーション支援サイトの有効性検証 成果報告,
https://www.ecomo.or.jp/barrierfree/
bfjyosei/2025/bfjyosei_2025.html(2026年6月時点では未公開)
※当サイトの初版の制作は、科学研究費補助金(19K21717)の助成を受けたものです。
※「実際の応答での有効性検証」は、2025年度ECOMO交通バリアフリー研究・活動助成の支援を受けて実施したものです。
※耳マークは、「一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会」の許可を得た上で使用させて頂いております。
ここに感謝の意を表します。
2026年10月更新
制作 / 井上征矢 制作協力 / 玉置淳
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